ホームページを放置状態にしておくとこんなデメリットが発生

満を持してコーポレイトサイトを公開。その後安心して2年3年もの間、ホームページの更新や修正をおこなっていない会社を時々見かけます。

ホームページを放置状態にしておくとこんなデメリットが発生

新商品や新サービスが比較的少ない業種や顧客への告知もそれほど必要無い会社の場合は、たしかに更新する必要がないといえばないのですが、ホームページはずっと放置状態にしておくとあまり良いことがありません。(ホームページというよりもどんなものでも放置は良い事が無いですね・・)

ここではホームページを放置状態にしておくことのデメリットと、せっかく作ったホームページをもっと有効活用する方法についてご説明いたします。

放置状態サイトのデメリットの数々

放置しておくとどんなことが良くないか具体的に1つずつご説明をしていきます。もし思い当たる企業は時々でもかまいませんので、更新やチェックをしてみましょう。

放置状態にしておくと検索順位ランクが下がる

放置状態にしておくと検索順位ランクが下がる

ホームページは更新せずに放置状態にしておくと、GoogleやYahoo!で検索したときの結果順位が下がってきます。

これは検索エンジンの存在意義を考えるとわかりやすいのですが、私たちが検索エンジンを使うのは、何かの調べものであることが大半です。例えば消費税について調べたい時に8%の時代に作られたホームページの情報が多数上位に出て来たらどうでしょうか。まったく無意味ということはありませんが、なんだか使えない検索エンジンだと感じてしまうはずです。

人間は「常に新鮮で価値のある情報を求めるもの」であり、新しく正確な情報を得ることで知的欲求を満たしたり、課題を解決したりします。検索エンジンはその期待に応えるために、新しくて正しい情報を上位に表示するという使命を背負っています。

これらのことを考えても、2年3年もの間、更新されていない(サーバーのタイムスタンプが古い)サイトというのは、よほど重要な情報が載っているページであれば別ですが、通常の企業サイトは検索結果において間違いなく不利になってしまいます。くわしくは「SEO対策とは?コンテンツの重要性」をご覧下さい。

仮に、地域に同じような情報量のリフォーム業のサイトが2つあった場合、常に情報が追加または更新されているサイトの方が上位に来る確率は高くなるはずです。検索エンジンが「頻繁に更新修正しているサイトは新鮮で賑わっている会社だ」と判断するからです。

お客さんもホームページの情報が新しい会社を選ぶ

お客さんもホームページ情報が新しい会社を選ぶ

また、あまり更新されていないホームページは、新規のお客さまからも敬遠されがちになります。仕事のために立ち上げているホームページなのに、何とももったいないことです。

弊社では、リサーチを兼ねて「仕事を頼みたいホームページ、頼みたくないホームページ」のアンケートなどをおこなっているのですが、購入の際、検討対象からはずしてしまうホームページのひとつとして「載っている情報が古いサイト」が挙げられます。

理由を聞いてみると、「仕事もあまり忙しそうに見えない会社だから」「今の時代ホームページでの告知は重要なのにおろそかにしている感じがするから」「古いままにしておいても良いという雰囲気がするから」といった、ちょっと厳しい意見ですが、至極もっともな回答が寄せられました。

たしかにそうです。何かの仕事を依頼しようとして実際のオフィスを訪問した時に、カレンダーが先々月のままになっていたり、何年か前の明らかに古いチラシが置かれていたり、オフィスが整理整頓されていなかったりすると、何となく仕事を依頼するにも気が引けませんか?

自社ホームページも、インターネット上の顔になるものなので、なるべく良い印象を持たれるように注意を払うべきだと考えます。今ひとつの印象を持たれてしまったままではせっかくお金をかけて作ったホームページがもったいないですね。「好感度の高いホームページとは?」もあとでぜひご覧下さい。

ハッキングされる確率が高くなる

ハッキングされる確率が高くなる

放置状態のホームページは不正アクセスやハッキング、改ざんされる可能性が高くなります。

特にWordPressなどのオープンソース型のホームページの場合は要注意です。実際、ハッキングされる多くのパターンがアップデートをしていないWordPressのコアシステムやプラグイン、テーマの脆弱性を突いたものです。

シンプルなhtmlサイトであれば可能性は低くなりますが、それでもお問い合わせフォームに古いCGIを使っていたり、パスワードを何年も変更していなかったり、どちらにしても放置しておくと良い事はありません。

一度ハッキング・改ざんされてしまうと、多くのサイトはいったん閉鎖になり、それなりの費用をかけて復旧するか、そのまま閉店してしまうかになります。どんな対策が効果的なのかは、「ホームページサーバーのセキュリティ対策」に載せていますので、あとでぜひご覧下さい。

また時間があれば「重要なセキュリティ情報脆弱性対策」などで自社サイトに関連する情報を時々調べておきましょう。

劣化が早くなる

放置状態のホームページは劣化が早くなります。

分譲マンションなどの例で考えるとわかりやすいでしょう。新築で購入、入居したあとも毎月の管理費を払って、敷地の清掃や設備の点検、定期的に外壁や屋上の防水工事などを実施し、安心して生活出来る環境を保つのと同時に、マンションとしての資産価値の維持向上に努めます。実際、マンションの管理状況が資産価値に影響することはよく耳にします。

ホームページも同様に、ウェブの業界は流れが早く新しい技術やWebサービス、デザインブームが次々に誕生しており、サイトを収容するサーバーも頻繁にソフトのバージョンがおこなわれます。定期的に改善、改修をしているサイトとそうではないサイトでは、もし、仮に売却しようとしても値段がまったく異なります。そのほかにも外部要因による大きなアップデートがあった時に対応出来ないケースが出てしまうのです。(または対応するのにまとまった経費が必要になります)

ここで挙げたものは一例ですが、放置をしておくと、結果的に悪循環に陥ってしまいます。

結果的に悪循環に陥ってしまう
そのパターン

更新をせず放置状態

ホームページをほとんど更新をしない、お知らせ機能があってもかなり前の日付で止まっている、いまは手掛けていない商品やサービスが載っているなど、更新をせず放置状態にしておくと・・・

検索結果の順位が下がる

放置状態が続くと、Googleなどの検索エンジンは、このサイトは古い情報が載っている、重要度が低い、と機械的に判断して、たとえば何らかのキーワードで10位だったものが、15位に落ちて、30位に落ちて・・と下がっていきます。公的機関や有名な企業であればある程度の順位のキープは出来ますが、ごく一般的な中小企業のサイトだとライバルも多く、更新している会社の方が上にあがっていきますので、結果的に自社の順位は下がっていきます。

お客さんが来ない、他社を選んでしまう

検索順位が下がっていくと、新規のお客様(見込み客)が御社のサイトを見つけることが難しくなります。

皆さん自身もそうだと思いますが、よほど熱心に探していれば、Google検索結果の2ページ目、3ページ目と続けて見ていきますが、そうではない大半の人はだいたい1ページ目でサイトをクリックします。御社のサイトが30位、50位ではなかなかアクセスしてくれないのです。

また仮に御社サイトを訪問してくれたとしても、さきほどの「仕事もあまり忙しそうに見えない会社だから」「今の時代ホームページでの告知は重要なのにおろそかにしている感じがするから」「古いままにしておいても良いという雰囲気がするから」などの理由で離脱をして、他社のサイトを選んでしまいます。言葉は悪いのですが商品にほこりを被っているお店と同じ状態です。

ホームページから受注しない、問い合わせが無い

お客さんが来ない、来たとしても離脱して他社を選んでしまうことが続くと、当然、ホームページ経由の受注や問い合わせはほとんどありません。

そうすると、ウェブを重視している経営者であれば、必死に改善手直しやてこ入れをおこなおうとしますが、ごくごく一般的な中小企業であれば「ホームページというのは効果が無いね・・」といった感じでだんだん興味が薄れ、従来どおりの待ち受け型の受注、これまでの取引先とだけの受注が継続されてしまいます。経営者がそうなると社内もだんだんウェブサイトに関心が無くなっていきます。

受注がないから投資しない

ホームページからの受注が無い、問い合わせも無い、経営者の関心も薄れている、となってくると、ホームページを更新したり、改善をしようという雰囲気がなくなります。

社内の若手など一部のスタッフは、ウェブの重要性に気付いているかもしれませんが、経営者や上層部の関心が薄れているので、あらたにホームページの改善費用、更新費用の捻出、投資はおこなわれなくなります。ある意味、受注が無いから投資をしない、はビジネスにおいて自然な流れでもあります。

投資をしない、更新をしないから、さらに受注をしない

ホームページへの投資をしない、更新をしないことが続くと、さらに放置状態が続いて、情報はどんどん古くなって、さらにホームページ経由での受注はなくなります。

このようにして悪循環に陥っていくパターンが多いのです。

自社のビジネス形態が既存の固定された取引先だけのものであったり、常に固定客によって支えられているものだったりすると、たしかにホームページの重要性は薄いかもしれません。ただコロナのようにこれまでの想像を超えるような事態が起きると、飲食店を支えていた固定客は来店しなくなり、既存の取引先との発注金額も激減したりします。

将来の想像が付きにくい時代だからこそ、健康なうちに次の手、複数の手を打っておく、育てておくことはとても重要です。

それに、そもそも「放置」という言葉には「空き家放置」「放置自転車」などなどあまり良い印象ありません。自社のビジネスの一助となればとせっかく立ち上げたホームページです。放置状態では本当にもったいない限りです。少しずつでもホームページに手を入れていってみてはいかがでしょう。

次の項目では具体的な更新の仕方、進め方についてご説明を進めていきます。

情報の更新や修正って何をやれば良いの?

続いて情報の更新や修正のポイントについてご説明をいたします。

そうは言っても、自社ホームページの情報更新や修正って何をやれば良いの?という場合もあるでしょう。特に冒頭で述べたように、新商品や新サービスがほとんどない業種などはたしかに難しいです。

そんな時は、最近伸びているライバル会社(地域はどこでもかまいません)や、いかにも繁盛してそうなライバル会社のホームページをいくつも眺めてみましょう。しばらくすると何となく自社の更新していないホームページとの違いがわかってくるはずです。

なにも大がかりなリニューアルをする必要はありません。自社のホームページを見ながら少しずつ、少しずつ手を入れていくと良いと思います。

日々のちょっとした情報を更新

例えば、モスバーガーの店頭の立て看板のように季節のちょっとした事柄や挨拶をフレンドリーに載せているホームページ、施工実績や制作実績をこまめに更新している(日付が新しいことがわかる)ホームページ、お客さまの声や手紙などを意識的に載せている会社、キャンペーンやセール情報の日付が新しいホームページ、フェイスブックやツイッター、ブログの更新日付が今日、昨日の会社などなど、やっぱり同業者から注目される会社のホームページというのはどこか違います。

日々のちょっとした情報を更新

これは商売の根本という気がします。日々一生懸命更新している会社とまったく更新していない会社があったら、人情としてどちらを選びたくなるかはあきらかで、多少値段が高くても行ってあげたい、買ってあげたいと思う人も多いはずです。

もし自社のホームページが社内で更新しにくい機能なのであれば、投稿が簡単なWordPressなどのCMSを入れるのも要検討です。

写真を新しいものに更新

数年前の髪型やファッションが多少古く感じるように、ホームページに載せっぱなしの写真がなんとなく古くなっていることもあります。
そんな時は社屋や社内の写真を取り直して載せたり、新しい商品やサービスの写真に差し替えたり、いろいろ出来ますね。これなら簡単です。
ホームページTOPページのメインビジュアル(一番大きな画像)をたまには変えてみるのもおすすめです。ガラッと印象が変わるはずです。

TOPページのメインビジュアルを更新

ホームページTOPページのメインビジュアル(一番大きな画像)をたまには変えてみるのもおすすめです。ガラッと印象が変わるはずです。

人気アウトドアブランドの「THE NORTH FACE - ザ・ノース・フェイス」

たとえば人気アウトドアブランドの「THE NORTH FACE – ザ・ノース・フェイス」はメインビジュアルにとても力を入れていて、見る人にインパクトや憧れを与えてくれます。御社の業種とは違うと思われるかもしれませんが、お客様相手のビジネスであることに違いはありません。参考になるはずです。参考:「THE NORTH FACE – ザ・ノース・フェイス サイト

プログラムを最新状態に更新

皆さんのiPhoneやPCは頻繁にアップデートされています。iPhoneであればOSのアップデート、PCであればWindowsのセキュリティアップデートなどです。これをまったく放置して購入時からアップデートをおこなわないと、使えない機能が出て来たり、更新エラーが出たりします。動作も遅くなるはずです。

同じようにホームページやサーバーも機能が日々進化していますので、定期的にアップデートをおこなったり、新しい機能を取り入れて、新鮮なホームページ、セキュリティ強化を維持しましょう。

新しいページを追加してみる

作ってから数年、まったくページを追加していないようでしたら、新しいページを考えて見ましょう。数年も経てば自社の事業内容や会社組織が少し変わっていたり、最近興味の出てきたビジネスモデルがあったり、何らかの変化があるはずです。

飲食店であればデリバリーや宅配の紹介ページを入れたり、工務店であれば無料相談会ページを入れたり、メーカーであれば製品ごとの詳しいカタログダウンロードページを入れたり、士業であれば別分野の紹介ページを作ったり、考えるといろいろあるものです。

それらの情報やビジネスを追加で入れてみるのも良いですね。

ホームページはスマホ代や光熱費と同様に今の時代必要なコスト(投資)

ホームページの更新をおこなうには更新を担当する人の人件費や作業時間、制作会社に依頼する場合には修正などの費用が発生しますが、自社ホームページは実際のオフィスと同じくらい重要なものです。また、それにかかる費用も携帯電話代や光熱費と同様に今の時代必要なコストと考えましょう。いや、コストというより受注するための「投資」です。

昔であれば、顧客を新規開拓する場合は、飛び込み営業や新聞折込チラシやポスティング、電話帳(タウンページ)への掲載などが大半でした。でも今はオフィスではパソコン、個人でも大半の人がスマートフォンを持っています。それらのほとんどの人がGoogleやYahoo!で検索をして、「あれを買おう」「これを調べよう」といった行動を起こしている訳です。

特にコロナ以降は、在宅勤務やリモートワーク、外出控えなど、従来とは人の動きが変わっています。企業も以前と違って、取引先と実際に会っての商談は少なくなり、これまで以上にホームページの重要性が高まっています。けっして放置状態などにはせず、これを機にサイトの改善や更新に取り組んでみましょう。

次に「ホームページの改善~インターネットで受注が出来るサイトへ」ページもぜひご覧下さい。自社ホームページの見直しポイントについてご説明しています。

また弊社では、「現在のPC向けサイトはそのままにしてスマホサイトだけを作る方法」「現在のスマホサイトのコードだけを修正してスマホにする方法」「現在のPCサイトを全リニューアルしてレスポンシブデザインに作り直す方法」など、お客さまの現状とご予算に応じて、スマホサイトの作り方を使い分けています。よろしければお気軽にご相談下さい。

ホームページ制作・管理のアドバイス
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ホームページの公開に最低限必要なものは「ドメイン(URL)」「サーバー」「コンテンツ」の3つです。ホームページの公開には少なくとも「ドメイン維持管理費用」と「レンタルサーバー費用」がかかります。

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