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ホームページの
仕組み

ホームページの仕組み

私たちの社会に欠かせないものになった「ホームページ」。ものごとを調べる時、地図で行き方を調べる時・・・社会のインフラとしてしっかり根付いています。でもホームページはどのような仕組みで成り立っているのでしょうか、なぜパソコンや携帯、スマホから見ることが出来るのでしょうか。根本的なことでありながらイマイチよくわからない「ホームページの仕組み」について取り上げてみます。

ホームページの誕生は1991年

ホームページの誕生はわずか20年ほど前のことです。世界で初めてWWW(World Wide Webワールド ワイド ウェブ)が公開されたのは1991年、日本では1992年に茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構が発信したものが最初のホームページだと言われています。

一般社会に普及するきっかけとなったのは1993年にイリノイ大学のスーパーコンピュータ応用研究所に所属するマーク・アンドリーセン(ネットスケープ創業者)らがウェブブラウザ「Mosaicモザイク」を開発したことによります。現在でこそマイクロソフトのインターネットエクスプローラー、Googleのクローム、モジラファウンデーションのファイヤーフォックスなど多種多様なブラウザが各社から登場していますが、ブラウザネットスケープの原型であるモザイクの登場によって、私たちの社会は変わったわけです。

それからわずか20年、ホームページは私たち社会にとって無くてはならない重要な社会基盤(インフラ)となっています。

世界初のウェブサーバ このウェブサーバはアップルの故スティーブ・ジョブズが創業したNeXTコンピュータ社のNEXTSTEPというマシン。
世界初のウェブサーバ
このウェブサーバはアップルの故スティーブ・ジョブズが創業したNeXTコンピュータ社のNEXTSTEPというマシン。

出典:ウィキペディア「インターネットの歴史」

ホームページの仕組み

ホームページとは、辞書によると「インターネット上で展開されている,情報の集合体としてのホームページ。またそのインターネット上での場所。サイト。」とあります。企業や組織、個人がウェブページを作成し、サーバー上にアップロードすることで見られるようになります。世の中のすべてのホームページにはサーバーへのアクセス権限を持つ管理者や管理会社がいて、修正や更新をおこなっています。

ホームページを見るには「プロバイダー」の契約をし、「ブラウザ」を使って「URL」を指定します。

「ブラウザ」とはホームページを閲覧するためのソフトでパソコンにダウンロードして使います。
マイクロソフトのインターネットエクスプローラー、Googleのクローム、モジラファウンデーションのファイヤーフォックスなどが代表的なものです。

ホームページの仕組み

「URL」は「Uniform Resource Locator(ユニフォーム・リソース・ロケータ)」の略で、ネット上の住所のようなものです。狭義には「ドメイン」とは異なりますが、一般的には「URL」も「ドメイン」も同義であることが多いです。
例えばヤフーなら http://www.yahoo.co.jp/、楽天なら http://www.rakuten.co.jp/ と各社、会社名またはサービス名を使った英数字を用いることが大半です。

「レンタルサーバー」とは

「サーバー」はインターネット上の倉庫のようなもので、作成したホームページコンテンツをアップロードしておく場所です。

一般的には一つの大きなマンションの一部屋を借りるのと同じように、一つのサーバーを切り分けて、他社と共有で使用することが大半です。サーバー1台まるごと使用すると高額になりますが、共有使用することで月額費用が抑えられるメリットがあります。

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「メール」は、info@touronline.jpなどドメインと同じメールアドレスを自由に設定することができます。
「コンテンツ」は、ホームページデータです。会社案内や商品情報など作成したページをサーバーにアップすることで、Web上で見られるようになります。

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